簡単にできる体型補正でスーツの着心地を改善

ゆったりめに着るスーツでは出にくい体型的な不具合も、細身なタイトスーツではその出方も半端でない方をお見かけすることがあります。人の体型には「怒り肩」といって、標準的な人の肩下がり量よりも肩先が上がっている人、その逆に「撫で肩」といって下がっている人、猫背の人や、反身の人など、体をつつむスーツ生地にゆとりがあるゆったりスーツなら標準体できた既製スーツにも隠れてしまう体型的な個人差も、主流のタイトスーツでは全てがあらわに・・。
オーダースーツには、この体型補正を目的とした「仮縫い・中縫い」といって、一度お客様の体型に合わせたスーツの形を作り、ご来店・着あわせ後本縫いに入るという手順を踏む「フルオーダー」というオーダー方法もありますが、費用の問題や、また「仮縫い・中縫い」のためにお忙しい中ご来店回数が増えてしまうなどの理由もあり、当店でもお店では仮縫い対応のフルオーダースーツをお仕立てさせていただいておりますが、若い方はご面倒に思う方も多いようです。
とはいっても、スーツは大事なお仕事に着るご着用時間も長いものですので、着心地の良し悪しは大きな問題です^^ネットからオンラインでお仕立てのご注文ををいただきます場合には、一番着心地の良いご愛用スーツ+完成度の高い当店縫製でフィット感の高いオーダースーツをお仕立てさせていただいておりますが、「怒り肩」のためジャケットの衿の後ろ部分に「突きシワ」がでる、「なで肩」のために「肩先が落ちる」など気になる部分には、不具合箇所を撮影した添付写真などで調整量を確認させていただけます。調整させていただくことができる限度もありますが、調整をさせていただくことで、はるかに着心地が良く、見た目も良いスーツになると思いますよ^^
先日お亡くなりになった長門裕之さんが「ミュージックフェア」の司会当時に着ていた背広、スーツだけ見ていると今のスーツのような新しさ・・、今のスーツのほうがもう少し釦位置が低く、衿巾が狭い感じでしょうか。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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