明るい色のスーツの着こなし方

自分が洋服屋になりたてのころ、正確に何年前と言ってしまうと年がばれてしまうので、自然セーブががかかるのは、そんな年齢になってしまったということなんですね^^
当時は色柄も素材も今と比べてまったく豊富、春夏などのシーズンにもなれば、暖かな陽気に合わせて色柄もぐっと明るくなり、パステル調やピピッドなお仕事用スーツには・・と少し敬遠してしまいそうなものもよくみかけました。今はダークスーツが主流で、実際色の濃いスーツは着たときに、タイトにしまって見えるので、カッコが良いですし、色柄が濃い分お仕事用スーツとしてはケアも楽なとっても便利な色。なのですが、街中のオフィス街を見ても、近所の食堂を見ても、テレビ、雑誌を見ても、どこも真っ黒けというのも少し面白くありません。。ほぼ外商でお客様のお仕事先やら、ご自宅やらをお伺いする営業をしていましたので、店にいる人よりは着るものは少し気楽。冬は上下揃いのスーツ、春夏は、色抑え目なジャケットにカラフルパンツなジャケパンスタイル。ダークなジャケットに合わせるなら、パンツはグレンチェックやハウンドトゥースなどの古典柄・白黒の色使いのものなどがおススメです。また、逆にグレンチェック・ハウンドトゥース柄ジャケットに、ダークパンツなど合わせられるようになれば、おしゃれな好感度がかなりアップしてしまいそうです。数着のスーツを着まわせて、色柄も微妙に違うダークスーツ的なライフスタイルの中では、スーツといえばドブネズミ色のビジネススーツ、ほどの昔のイメージはありませんが、少しだけ色柄を冒険してもいいのかも知れません^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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