超人ハルク的タイトスーツ

タイトなスーツもここまで来たか、と思えるほどの最近スーツのタイトぶり。また、それがかっこ良く見えるのは、それが流行ということなんだと思います。。思えば、バブル全盛のころ、ワンレン・ボディコンのお姉さんの横には、カラフルな色合いのダボッとしたソフトスーツ。形はシングルスーツもありましたが、今よりはるかにダブルスーツの割合が多かった。肩幅から肩先が落ちるほど大きめのスーツから、3釦スーツ、3釦スーツの釦位置が上がり、どうせ高い釦位置ならと、4釦、5釦スーツへと釦数が増えていき、釦数が増やせなくなると、今度は減らし、2釦で高い釦位置のスーツ、着丈は短めへ。。この2釦で高い釦位置のスーツになりだした頃から、タイトさが顕著になります。ただ、色柄はほとんど変化がなく、チャコールグレーから黒程度、低迷する日本経済がこれらの色を好むのか、多くの色柄展開で在庫を持ちたくない既製メーカーの陰謀か・・^^店内を見てもオーダー生地でさえ黒っぽいものが多く、またこれがかっこ良く見えるのですが、少し色については春夏ぐらい明るい傾向もいいかも知れません。年代的にピタピタすぎるスーツを見掛けると、思い出すのが超人ハルク。興奮すると肌の色が緑色に変色、筋肉が盛り上がり、着ていたシャツが破け、ズボンもバミューダのようになるというやつです。ハルクは極端にしても、小さめジャケットを着ていると、鍛えたいい体している風に見えるんですよね^^そんなところも、タイトスーツが好まれるところかも知れません^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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