失敗しないオーダースーツでするファッション計画
着飾るファッションに失敗はつきものなどといってしまうと、カスタマイズ性の高いスーツをオーダーするときに、余計に考えることが多くなってしまいますね^^店長もはじめのころには、どこかなにか変えてやろう・・といろいろ思考錯誤した時期があって、結局一通りのことをすると、案外無難なところに落ち着いたりしています。。
過去の数多くの試作品を考えてみると、どれも失敗作といわれるようなものはなく、思い描いた自分のデザインが、実物の愛用スーツとなるわけなので、その愛着度はかなりのもの。形にこだわったために、機能性に少々の不自由がというのは、たまにあって、パンツの脇ポケットを「玉ぶち+スラッシュポケット」にしたときには、通常の「シーム・ポケット」(脇縫いに沿って縦に付く縦ポケット)よりも、構造上前に付ける必要があることから、ポケット袋が小さくならざるを得ず、ハンカチをしまうのにずいぶん苦労したことも・・^^
色柄などの選び方でも、少し派手めなものが続いたな・・、と思うと、シックな高級素材を店長的に奮発して、ディテール、デザインも大人しめに・・、また、「確かにスーツ定番のチャコールグレー系のスーツ、しかも上質だが、もう少しインパクトが欲しい・・」などと考え出すと、目立ちたがりな気持ちが暴発してしまい、「たまにはこれも有り」的な冒険っぽいスーツを作ってみたり。
スーツを着て外出しているときには、そのセンス、品質の程度が他の人から見たら判断材料の一部と思うと、ショップ店員として品格あるものを・・とも思いますが、ついつい・・という時もあります。。
オーダースーツ Pitty Savile Row
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