夏のスーツはルーズフィットな着心地感
身体にフィットしているスーツだが、若干ルーズな着心地感やシルエットをもつものをルーズフィットといいます。オフボディが、<衣服が身体から離れて>という意味で使われるのに対して、ルーズフィットは、<衣服がゆるやかに沿っている>ものになるため、多少のタイト感が感じられます。。
本日は8月11日、立秋を境に暑さが徐々に和らいでくるとはいうものの、今のところその気配はまったくなし。夏に着るスーツを涼しく・快適にという工夫は、オーダースーツには豊富で、裏地をメッシュや薄裏地、裏仕立てを半裏や広見返し、アンコン仕立てや雨降り袖などで付属、芯地を極力省いた軽く、風通しの良い仕立て方など様々です。。
とはいっても、今どきのタイトスーツはトレンドなだけに、見た目は惹かれるものがあるのですが、暑い夏向きのスーツとしては、スーツ胴回り内にゆとりが少ないだけに、ジャケット、パンツとも生地が身体に密着しがちで、風通りが悪く、クールビズどころではない効率の悪さです^^
そんな時には、ショート丈タイトのスーツをひと回り大きめにという寸法調整をするよりは、トラッドやクラシコスーツなどジャケットシルエットそのものを変更してしまうのがおススメです。。同じ肩巾・胴回りでも若干ゆったりめの胸巾やシルエット、オーバーサイズというほどでない着心地感を出すには、ジャケットシルエットを変更後、微妙に肩幅・胴回り寸法を大きめにご指定いただくのも方法かも知れません^^
オーダースーツ Pitty Savile Row
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