ベストのフロント釦の大きさを変えてみる

オーダースーツ Pitty Savile Rowでは、店長が厳選させていただいた3つの優秀な縫製ブランドでスーツをお仕立ていただいております。。今年の秋冬シーズンはウォームビズ対策、スーツのVゾーンのレイヤード的なアクセントとしてベストをお考えの方がとても多そうな気がするのですが、ちょっと人とは変わったベストを仕立ててみたい・・と、思うのはスーツをオーダーできると知ってしまった人はまず考えることです^^
ジャケットやベストに使われる釦の大きさは、ほぼ定番サイズのものが決められており、ジャケットのフロント釦は20ミリ、ジャケットの袖やベスト前釦、パンツのピスポケ用釦などは少し小ぶりな15ミリ。シャツ用は9ミリ前後、コートはロングコートは30ミリ、ピーコートなどは25ミリなどデザインによって若干異なる場合もあります。
この前釦の大きさなんて変えるのは簡単・・な気がするのですが、案外この釦大きさ変更はオーダースーツでも大変で、お客様からそういったご希望があった場合、まず「どの縫製ブランドが向いているのか?」「縫製ブランドのみで対応できない場合、仕上がり品を工房で調整できるのか?」「その他ご希望ディテールとの関連」などを考えます。
縫製の手順としては、「釦穴の穴かがりの大きさを変更→それに合うボタンを探す」で、出来てしまうため、方法としてはもちろんないことはありません。。
こういった細かな微調整が得意なのは、ビスポークラインスーツ。スーツを仕立てることを型紙から起こすことから始めるフルオーダー対応、体に沿った立体的な裁断・縫製はご着用時のフィット感も良く、詳細なディテール変更にも対応することができるため、受注時のご指定のみで、特に追加オプション料などは必要ありません。
Ex-made、レディーススーツ、カスタムでも、特別補正という形のオプション料が+¥3150必要となってしまいますが対応させていただけます。。少し変わったデザインでのオーダーをいただく際には、若干の+納期をお願いできると助かります^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/