袖半開き額縁仕立てについて対応できる縫製ブランド

ビジネス用スーツの袖口は、比較的目立つ部分なだけに、あまり大きく変更することができない部分だと思うのですが、オーダースーツではよくある「袖本開き」は、通常見せかけの「切羽」という釦穴が付いているだけのところを、実際に打ち抜きの釦穴が開き、止めることができるようになっているもの。パッと見はわかりづらいですが、よく見れば釦穴の開いた「本開き」となっていることがわかるので、お仕事用スーツの隠れたおしゃれとして向いています。
この「袖本開き」と「袖開きみせ」のちょうど見た目、かかる縫製の手間の中間あたりになるのが「袖半開き額縁仕立て」で、袖先の第一釦位置まで切れ込みがあり、その切れている袖口の処理を額縁仕立てとなっているもの。程度の良い既製スーツに見かけるデザインをオーダースーツが縫製デザインとして取り入れたもので、Pitty Savile Rowでは、カスタムメイドスーツのみ、+¥1050で対応させていただけます。。他の縫製ブランドでも対応させていただくことはできるのですが、通常縫製させていただくことができないデザインなため、手裁断、特別補正などを加えた縫製オプションが、袖本開きと変わらないほどになってしまうため、あまり意味がないかも知れません。。
各縫製ブランドは、基本的には縫製工場対応のデザインを原則としてスーツをお仕立てさせていただいておりますが、もちろんそこには変則的なデザインへ対応する巾があります。。そのゆとりが、当店縫製では、ビスポーク→Ex-made→カスタムスーツとなりますが、その縫製ブランドのみできるシルエット・デザインほか、お仕立て仕様の違いなどもあるため、こだわりの本格オーダーをお楽しみいただくことができる選択肢も多いです^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/