差し色としてスーツ、ジャケットに使うベスト

差し色というのは、ファッション的にはなかなか大切で、特にビジネス用スーツのような表地が地味っぽい色の多い衣服の場合には、品良く入ると効果的です。。差し色なので、シックにスーツ地と同系色で入れるというのも方法ですが、若干ビビッドめにワンポイントとして使うのがいいと思いますよ。。
差し色として使われるアイテムとしては、ポケットチーフ、ネクタイ、タイピン、カッターシャツ、カフス、ベルト、靴下、オッド的なベストまで種類はさまざま。スーツの、ジャケット・パンツのディテールとして色ステッチや、釦穴はじめ衿穴、袖穴の穴かがり糸や切羽などを色糸とするのも方法です。スーツ表地よりも鮮やかな色合いのものを差し色とすると、その部分で人目を引きますし、スーツ地のダーク系な色も引き立ちます。。
以前なら、ちょっとキザっぽいと敬遠しがちなポケットチーフなども、今ほどダーク系というより黒が好まれて着られる時には、ちょっと挑戦してみたくなってしまいます。。
また、差し色アイテムは、目立つものを上に持ってくることで相手の視線が高くなり、見た目すっきりに背も高く見せることができるという効果もあるので、差し色の上手な使い方をマスターすれば、ご自身の長所を更にのばし、短所をうまく隠すのにも役に立ちます。。自分の見せたくない部分から遠くに差し色を置くというのもテクニックのひとつ。
特にジャケット+パンツのスーツとは違う生地で作るオッドベスト(替えベスト)は、Vゾーンを狭くタイトに、視線を上にする効果があり、またテーラードのベストはニットベストよりもシックなので、この冬を暖かく快適に過ごすためのウォームビズとしても欠かせないアイテムかも知れません。。左右の身頃を変えてなんていうベストもオーダーならではです^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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