コート丈のいろいろな長さ

いつまでも寒いですね・・。というより、この時期が一番寒いのかも知れません。。朝、前日にお客様に見ていただいた生地の掛け直しなどをしはじめると、夜中じゅう冷気を吸い込んだ生地の冷たい感じを指先に感じます。。
衣服にはファッション的な呼び名で呼ばれる丈の長さがいくつかあり、コート用丈の長さの種類でもいくつか。コートレングスなどというとかっこいいです。。長さによって名前が異なるコート丈には、一番長いコート丈となる「マキシレングス」これは、くるぶしまで長さのあるコート丈の中でもマキシの名前の通り一番長いもの。「アンクル・レングス」と同じ意味で使われます。(※アンクルはくるぶしのこと)「ミディ・レングス」はふくらはぎの中央くらいの長さのもので、スカート丈の長さで使われることが多いですが、
コート丈でも使います。
コート丈の中で一般的な長さとされているのが、「ニーレングス」。ニーは膝なので、「膝丈」を意味し、膝頭の中央から少し上ぐらいまでの長さのもの。「スリー・クオーター・レングス」はそのままの意味は4分の3丈ということになりますが、7分丈のことを意味し、ヒップとモモとのおよそ中間ぐらいまでのコート丈のもの。「セブン・エイツ・レングス」は直訳8分の7丈。着ているスーツやドレスの総丈に対して8分の7程度のコート丈のものになるので、8分の1程度はスーツのパンツやドレスのスカート部分が見えているもの。コート丈の短いものには、トッパーコートに代表される、ウエストからヒップ中央ぐらいまでの丈になる「トッパー」があり、上半身を覆う程度の短いもの。

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