ナポリスタイルで着こなすクラシコスーツ
ハイゴージ、高めのウエストライン、釦位置、胸ポケット位置、裾にかけての自然なフレアードライン、なにより伝統的縫製技術に裏打ちされたテーラーメイド的縫製仕様を特徴とするクラシコイタリアのスーツが広く普及するようになってから十数年。クラシコイタリアを知らない方でも、着ているスーツがクラシコだったというようなことは有りがちなことかも知れません。。
ナポリスタイルは、このクラシコイタリア協会を構成するメーカーが多く集まっている、ナポリでイギリスの伝統を踏まえつつ独自に発展し完成されたファッションスタイル。クラシコイタリア同様、このナポリスタイルも、イタリア人(主に仕立て職人)が見たイギリスのスタイルが、長い年月を経てナポリ流に消化され、本家イギリスのスタイルとは別物となって進化していったものになります。。
お手持ちのクラシコスーツをナポリスタイルっぽく着こなすには、胸ポケットにさすポケットチーフが必須のアイテム。色は白で、ポケットチーフに使われる素材は冬でも麻。日本的には少しかっこ良すぎるポケットチーフですが、四角く折りたたんだポケットチーフを1cm程度胸ポケットからのぞかせるTVホールドなら控えめ。店長ぐらいの年齢になると、着るスーツの種類、シルエットもデザインもそろそろ出つくしてしまった感じもあるので、派手めになる傾向が・・。そのためか、ポケット・チーフはあまり抵抗がありません。。また、パンツ裾はダブルがナポリ流。裾は靴のかかとにかかる程度で、靴甲で少しブレイクするぐらいが理想的です。。シャツはライトブルー、ネクタイは小紋柄がオーソドックスな合わせ方になります。。
オーダースーツ Pitty Savile Row
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