ブレーシズ、サスペンダーをビジネスでシックにきめる

サスペンダーはフォーマルで使用する場合には、吊りバンドのゴムその他無地系で控えめな色。燕尾服モーニングタキシードなど礼服のパンツには黒が一般的です。
ビジネス用に合わせるものとなると、サスペンダーの形ももう少し範囲が広くない、ベルトの巾が広くなったり、無地のみでなくベルト上に装飾的な絵柄が飾られたりします。。巾が広くなると、サスペンダーの露出度が増え、色柄によっては目立ちすぎてしまう・・という心配も、お仕事用スーツの場合にはありますが、サスペンダーの色合わせは、スーツ生地、ネクタイとのバランスで合わせるとシックにコーディネートすることができますよ。。また、経験上、少し広めぐらいのベルト巾のほうが、肩にかかるパンツの重さが分散されて長く着用していても比較的楽です。。
サスペンダーの止め具の形には2種類あり、ボタン止めの場合にはパンツにも専用の「サスペンダー用釦」が必要です。一方はクリップ止めで、これはサスペンダーそのものにクリップが付いており、パンツの腰帯に挟んで止めるものなので、どのようなパンツにも対応可。オーダースーツの場合には、「ベルトループを付けず、サスペンダーベルト専用に着用」という、ループなし指定にも対応させていただけます。。
サスペンダーは正しくはサスペンダーベルト、これはアメリカ式の呼び方で、イギリス式ではブレーシズ。知っているとちょっとかっこ良さそうです。。日本的にはズボン吊りや吊りバンド。
カジュアルにあわせるのなら、オーダーらしくサスペンダー用の釦を、サスペンダーの止め具と同系色などにするのも面白いです。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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