ネクタイにシミをつけてしまった

仕立て屋になりたての頃には、商売柄の仕立ての良いスーツを外商先で着ているのがただうれしく、それだけで仕事が楽しいときなどもありました。。特に、異業種が集まって展示会、販売会などを開くときなどには、当然ながらオーダースーツ店の店員の衣服が、もっとも良いものに決まっておりなかなか気分がいいです。。やはり、見た目が良いのは、中身は置いておいても悪いものではなく、スーツ屋や貴金属など高額商品の店員が、少し丁寧に行儀良くしゃべったりすると偉そうに見えるのは、そのためで特にオーダースーツ店関係者などはみな良い服地、良い仕立ての服を着ているのでタチが悪いのかも知れません^^
ネクタイなどもそれ相応にがんばってはり込んでいるため、シミなどつけてしまったら大変です。。とはいっても、ラーメン、うどんなどつゆものをすする時には、つゆがはねるのは当たり前・・。正直なところ、ハンカチでもネクタイに被せたいところですが、なかなかその習慣が・・、せめてネクタイを背中へ後ろ回しに剣先を振り上げて・・というのも、あまり見かけません。気がつくといつ付いたのかというような、残骸がこびりついてしまったようなものや、シミ。こういったシミの類は、ついてしまったばかりではまずこすらないのが大事です。。油ジミと、油分を含まないジュース、汗などでは対応が異なり、対処は早いほうが被害も少ないです。。
油ジミでは、ベンジンを使用し根気良くたたき→シミがぼやけてきたら水分を含ませたタオルで同様に根気良くたたく→目立たなくなってきたら自然乾燥
油分を含まない場合には、シミに水分を含ませふやかせる→ティッシュを当て裏からたたきシミを吸い取らせる→目立たなくなってきたら自然乾燥

オーダースーツ Pitty Savile Row
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