個性的なビジネススーツを仕立てる

スーツ用の生地として使用されるウール素材が、耐久性、難燃性が高く、染色がしやすい。春夏は吸湿性、秋冬は保温性があるなど、ファッション性はもちろんですが、制服的なお仕事用耐久素材としての一面の濃いものなため、個性を出すというのは、あまり出しすぎても・・と、職場のドレスコード上、使う方も多いのではないかと思います。。
しかし、学生服でさえ自分で仕立てたり、その着こなしに多くの工夫をする学生さんがほとんどな中、大人が型どおりの標準スーツで・・というのもちょっと面白くありません。。
ネットからご注文をいただく方はとてもファッションに関心の高い方が多く、とくに当店では大手ネット商店街や、ショッピングサイトなどへは加盟せず、ほとんどが検索キーワードから関心を持っていただく方が多いため、余計かも知れませんね。。また、10年近くネットを中心にご注文をいただいているサイト内容やオーダースーツ用のフォームは少しずつスーツマニア的に詳しくなってしまったため、初心者の方には難しいところもあるかも知れないのですが、そんな時にはお気軽にお問い合わせいただければと思います。。
基本的には、オーダーフォームに沿ってご入力いただけば、スーツ各部のデザイン、シルエットをお選びいただくことができるようになっております^^
ほんの少しだけ個性的なビジネススーツへのご提案は、色糸指定の仕方です。。特にご指定いただくことが多い袖穴、袖切羽の色糸指定は、「袖先のみ色指定」「袖先に向けて明るくグラデーション」など。これだと、少しどころでなく目立ってしまうため、大人しめに・・というときには、スーツ生地よりも少し明るめとか暗め・濃淡で差をつけると自然です。。寸法的に「ジャケットの袖丈を短く、シャツカフスを出す」「ウエストの絞りをきつく」「着丈を短く」というのも、既製スーツには対応することが難しいオーダースーツならではの個性的なところです。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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