パンツにある帯なし、帯付きという選択
パンツの上端、ループの付く部分を腰帯というのですが、この腰帯(ウエスト・バンド)を付ける付けないという選択がオーダースーツにはあります^^オーダーフォーム上ではなかなか全てのものに対応することができないため、ご案内できていないディテールもまだまだたくさんありますので、気になるものがありましたらお気軽にお問い合わせを。。
この帯なし、帯付きは、通常メンズスーツで3.5cm、レディーススーツでは3cmの帯を選べるもので、「帯付きはこれら幅の腰帯に裏には腰裏を付けた、履き心地は少し堅めな感じ」、「帯なしは、腰帯が付かないパンツ身頃が下から上まで1枚の生地で作られたもので、腰裏も柔らかなものが付く、やさしい履き心地」
ご着用感と見た目で差のある二つのパンツウエスト部の作り方ですが、帯付きのほうが耐久性があり、しっかりとした仕立て上がりになることから、Pitty Savile Rowでは、以前は「痩せ型の方には帯なし」「太めな方には、帯付き」と区別してお仕立てしていたのですが、個人によりお好みもあることから、今では特別なご注文がある場合以外、標準的な帯付きでお仕立てしています。。店長の仕立てるパンツは帯なしのものが多く、というのはなんとなくオーダーらしいという少しミーハー的な理由からなのですが^^
また、このパンツの帯付き、帯なしはデザイン上若干の制限があり、アジャスタ(ウエスト調整ベルト)付きの場合には、この腰帯にウエスト寸法を伸縮させるためのスライド金具を付けるため、帯付きが必須。帯に持ち出しが付いたり、また持ち出し先端の形状が剣型(三角)となるようなものにも、腰帯は必要になります。。
オーダースーツ Pitty Savile Row
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