股上寸法をオーダーパンツで調整してみる
パンツの腰まわりにタイトフィットな着用感を求めれば、タックなしのノータックパンツとなり、タックの入らない細身なシルエットの場合には股上寸法も浅くタイトになるのが一般的。股上の浅いパンツは、ヒップを小さく見せ、タイトさをより強調するのに役立ちますが、お仕事上座っている時間の長い方には、ご着用感があまり良いものではなく、またゆとり量も少ない細身なために出るパンツ前身の引かれジワが長時間にわたると、くっきりあとになってしまって、立ったときに見た目がよくありません。。
レディースのパンツも、一般的にメンズのパンツよりも、女の人が体型的にヒップが大きいことから、股上も深いのが今までの寸法ですが、ここ2~3年はメンズパンツよりも股上の浅いローライズ、ヒップハンガー的なものが主流です。。
身体に密着するタイトなシルエットもボディーコンシャスなボディコン仕様で、おしゃれなセクシーさがオトナな感じでかっこ良いですが、もう少し楽に・・という時に、オーダーパンツでは股上調整+モモ巾(ワタリ巾)調整がおススメです。。
実際、ご注文をいただくスーツ寸法でも、ジャケットは相変わらずのタイト仕様そのままですが、より身体に密着度の高いボトムスは、「前回寸法よりも股上を深く・・」という方が増えてきたように思います。。ただ、タック数はノータックがまだまだ多いです^^
ジャケットのタイトはまだまだ見た目重視で細身でも、パンツは少し仕事重視に楽をしたい・・というところかも知れませんね。。
オーダースーツ Pitty Savile Row
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