肩幅・ラペル巾・ネクタイ・シャツ衿のバランス
ここ20年近くといっていいほど、ネクタイの大剣の巾には変化がほとんど見えないのですが、プチクレイズ的にファッション感覚の鋭い人には、巾狭めなネクタイが気になる頃かも知れません。。このネクタイの巾と、ラペル巾(衿巾)と、シャツのポイント長さは、ほぼ同じ寸法とするのがバランスが良く見えるもの。肩幅とこれら3部分の巾は、相対的に肩幅が広くなれば、ネクタイ、ラペル、シャツポイントの巾も広くなる関係にあり、標準体型の人の肩幅を基準とするなら、肩幅45程度に対して、ネクタイ、ラペル、シャツポイントは8~9cmが適量ということになります。。
この黄金比率からすると、タイト傾向な肩幅に対してラペルは細めなジャケットが流行しだすと、それを追いかけるように、細巾のネクタイや、剣先の小さな小衿なシャツが気になるようになります^^
アイビータイもアイビー調ジャケットの衿巾が狭いために、バランスの良いものですね。。店長が以前していた細巾のネクタイは、スクエアエンドのニットタイで、色は濃紺のもの。巾はやはりアイビータイとして標準的な5cm程度のもので、細巾ですが結び目がキュッとしまるのでネクタイピンなども必要でなくおさまりがいいです。。ネクタイが細くなるとちょっと存在感が薄くなるので、ニットタイとかウールタイなど若干重めなものを合わせます。こういったカジュアルなタイにはフォーマルっぽいタイピンはさけたいところ。シャツも衿が小さくなると衿腰も低くなり、細巾のネクタイともぴったりです。。
オーダースーツ Pitty Savile Row
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