サファリジャケットならシングル4釦3掛

サファリジャケットはブッシュジャケットとも言われるもので、20世紀初めにアフリカ地方への探検用、狩猟用に開発されたジャケットが原型となっており、打ち合いはシングル、大きく特徴的なところは左右の胸、左右の腰位置にパッチ&フラップポケット(アウトポケットにフタの付いたもの)が付けられていること。エポーレット(肩章)や背バンドが付けられていることも多いです。。
未開の地への探検用のための多くのポケットと、兵士の肩あてとされるエポーレット付きなど、機能的なデザインも現在ではデコラティブな装飾的デザインとなっています。コットンスーツリネンスーツとして作られることが多いと思うのですが、カジュアル仕様のためコダワリデザインには人気があり、サンプルはハリスツイードで仕立てられたもの。厚地の生地で付けられた胸・腰ポケットにプリーツが入り、フタの形はスカラップ型でなかなかのボリューム感があります。。
今の春夏シーズンにコットン、リネンでお仕立ていただくサファリジャケットはもう少し軽めな感じ。ポケットのフタも釦止めでなくフタのみ付いたものでもいいかも知れません。
また、胸ポケットが左右に付くところから、釦位置の高くなる4釦3掛スーツや3釦スーツなどが相性が良さそうです。衿型には大きめな上衿+小ぶりな下衿となる、バルカラーも雰囲気があってサファリジャケットにはイメージです。釦位置が高くなるので、前を開けて着るたり、ノーネクタイのシャツにも相性が良いです。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/