ノータックパンツから、ワンタックパンツを仕立てる

30代半ば以降の懐かしいバブル期を経験された社会人の方には、アルマーニ調の肩幅たっぷり寸法で仕立てられたソフトスーツに組み合わされる、タック量もたっぷりなツータックパンツはご経験のある履き心地だと思うのですが、30代前半よりも若い方たちにとっては、未知のパンツなのかも知れません。。
ツータックパンツは、モモ巾(ワタリ巾)が太い寸法になるため、体型的なバランスに合わせてヨコが広くなればタテも長くなる、股上の深いハイライザーのシルエット。タイトなパンツが人気なので、タック入りパンツには抵抗がある・・、若い方にはまず、タック1本入りのワンタックパンツで様子を見てみるのがおススメです。
ノータックパンツしかはいたことがなく、どのような調整をしたら良いのかわからない方もご心配はいりません。ノータックパンツとワンタックパンツの違いは、タックの有る無しなので、その分をノータックパンツのモモ巾(ワタリ巾)に加えてあげると、自然ヒップまわりにもゆとりができ、着心地の楽なパンツに調整できますよ。。体型によっても若干の差がありますが、ノータックパンツに対して、ワンタックパンツで+1cm程度のモモ巾。ツータックパンツで+2cm程度のモモ巾が目安です。
その逆に、お手持ちの採寸用パンツとして、ワンタックパンツ、ツータックパンツをお持ちでない場合にも、ノータックパンツの寸法から調整をさせていただくことも対応させていただくことができますので、お気軽にお申し付けいただければと思います。パンツにタックを入れると、標準的な外ヒダタックのみでなく、おしゃれ度が高い内ヒダタックのパンツも仕立てることができるので、なかなか気になるところです。
※送るパンツは1タックパンツでも、寸法はそのまま・デザインはノータックパンツで・・など、ご希望寸法のオーダーパンツをお仕立ていただけます。

オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/