タイトなワンボタンのジャケットで作る拝み合せのオーダースーツ

ジャケットの前釦をとめたとき、タイトすぎて入る横ジワが見えると、「あー、今どきのスーツでかっこいい」と思えるほど、細身のスーツが今は旬です^^
3釦のスーツや4釦のスーツでは、釦位置を上げ、ネクタイやシャツの見えるVゾーンを小さく見せることで、タイトな印象を得ることができますが、今ほどゆとり量の少ない細身のジャケットでは、デザイン的に釦位置の高い3釦、4釦のスーツは無理。パツパツさ加減ただ、きつくてはめることができない前釦という感じになってしまいそうです。。実際、スーパースリムとか、超タイトなどのシルエットパターンには、2釦や1釦スーツのみの構成で、釦位置の高いフロントシルエットは見かけません。
俄然、注目の集まってしまう1釦スーツ、オーダースーツなんだから、なにかできないものか・・と考えてみると、1釦のスーツの代表的な前合せとして、一般的には、モーニング、タキシードなどのフォーマル用のデザインとして使われるものですが、通常の前合せのように左右重ねてボタン止めとせず、突き合わせて、鼓釦(つづみ釦)などを付ける、拝み合せという形なら、それほど大きな変更でないわりに、その効果は目立ちます。。
鼓釦というのは、和楽器の鼓のように両側に糸でつながれた釦がついていて、ジャケットの表裏のどちらからでもボタン止めとすることができる形になっているもの。釦の止め方で、シルエットが異なるのは、とてもおシャレ心をくすぐります^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/