こだわりのオーダースーツがもっとも安易なスーツになってしまう頃

自分にとって一番似合うスーツの形というのは、決してひとつだけではないんだと思いますよ。。生地から選べて、シルエット・デザインの組み合わせも自由、よく言われる「あなただけのスーツ」「オンリーワンのスーツ」
店長も経験があるのですが、一つの形が決まってしまうと、気がつくとその形ばかりのスーツを作っている。考えを重ねた結果のオーダースーツ、こだわりのスーツなので、もちろん愛着があって、何度も同じスーツを仕立てるのは、それだけのお気に入りの形になっているということは間違いないと思うのですが、「もしデザインを変えて、失敗したら・・」いくつかのデザイン変更のための候補をあげていながら、なかなか踏み切れないという方は、個性的、トレードマーク的な自分印(それはブリティッシュクラシコなどのシルエット、ハッキングポケットチェンジポケットなどのデザインなど)は、残しつつ、あまりメジャーではない、目立たない袖の釦数だったり、パンツのピスポケの形だったり、少し変えてみるのがおススメです。。
パンツのタック数は、パンツのモモ巾(ワタリ巾)が影響しますが、ご依頼いただけば初回のサンプルスーツ又は前回スーツ寸法から微調整させていただくことができますよ^^また、ジャケットのベントも手軽で大きくスーツの雰囲気が変わるところです。スーツをはじめてお仕立ていただく方の中には、ジャケットの背にベントが入っていることさえあまり関心のない方がいらっしゃいます。。お仕事の長い時間ご着用いただくスーツのことを、少し知っていただいて、楽しくかっこ良くお仕事をしていただければと思います^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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