リアルクローズにふさわしくなってきたオーダースーツ
リアルクローズは、1960年代後半パリのオートクチュール(高級仕立て服)のブランドが、1970年代半ばにはアメリカ・ニューヨークのアパレルメーカーが同様に参入してきた高級既製服(プレタポルテ)の商品性について、パリのデザイナーズブランドのプレタポルテが華美で装飾性が高いものなのに比べ、アメリカ発のプレタポルテがより多くのシーンに対応できる着回しのきくアイテムだったため、この普段づかいにより適して衣服のことを「現実性のある服」として「リアルクローズ」と呼ぶようになったのが初めです。。
その後、この「使える服」「着まわしのきくエコな衣服」という意味合いから、ファッション性を重視した有名デザイナーのコレクション、ファッションショーで提案される庶民的感覚の薄い衣服に対して、実用性が高く、価格的にもボリュームゾーンにあり購入可能な衣服として使われています。。
40~50年前にはスーツを含め衣服は、オーダーで作られるものであったものが、ファッション産業の発展から大量生産的プレタポルテへ徐々に移っていったことから、このリアルクローズという言葉はうまれたのですが、現在のオーダースーツ価格を考えてみると、リアルクローズな価格といっても良いほどなお値ごろ価格^^
欲しいと思った時にすぐ着れない、という時間的なネックは解消のしようがありませんが、生地から選ぶ+体型補正+寸法調整+デザインセレクト、ゆっくりカスタマイズできるパーソナルオーダーは、なかなか魅力的なお仕事のサポートアイテムになるはずです^^
オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/